こんにちは。りっちゃんです。
「食」に関する資格は、日常生活からキャリアまで幅広く役立つのが魅力です。
食材の知識や栄養管理のスキルを身につければ、ご自身や周りの方々の健康管理にも役立ちますよね!
今回は、そんな「食」に関する資格の中から、スキルアップにおすすめのものを厳選してご紹介します。
理想の自分を目指して、楽しく学びましょう!
「食」の関連資格
食に関連する資格には以下のようなものがあります。
「食」×「仕事」に関する資格
- 調理師
- 栄養士/管理栄養士
- フードコーディネーター
- 食生活アドバイザー(R)
- 食育インストラクター
「食」×「私生活」に関する資格
- 食育アドバイザー
- 離乳食・幼児食コーディネーター
- 介護食コーディネーター
個人的に気になる「食」に関する資格
- 作りおき料理コーディネーター
「食」×「仕事」に関する資格
ここでは「食」にまつわる仕事への就職希望、レベルアップを目指している方向けの資格をまとめました。
もちろん、プライベートでも活かせる資格ではあるので、難易度が高い資格も多いですが挑戦してみるのも良いと思います。
調理師
調理師免許は、調理師法に基づく国家資格で、「食材の栄養」「衛生」「安全性」に関する知識や調理技術を証明するものです。
この資格を持つ者だけが「調理師」を名乗ることができます。
レストランや病院、福祉施設などの料理に関する職種で、調理師免許が応募条件となっていることが多く、取得することで就職・転職の際に有利に働きます。
また、調理師免許を持っていると、申請のみで「食品衛生責任者」になることが出来ることもメリットの一つです。
【受験資格】
❶中学校卒業以上、❷指定の施設で2年以上調理業務に従事した者
【試験内容】
公衆衛生学、食品学、栄養学、食品衛生学、調理理論、食文化概論
※出題数・形式:全60問、マークシートによる四肢択一方式
※合格基準:原則、全科目の合計得点が満点の6割以上
(ただし、1科目でも得点が平均点を著しく下回る場合は不合格)
【費用】
受験手数料6,100~6,400円 ※受験場所によって異なる
栄養士/管理栄養士
栄養士と管理栄養士は、どちらも「食と栄養のプロ」として健康を支える国家資格です。
栄養士法に基づき、食事の管理や栄養指導を行い、医療、福祉、教育、食品産業など幅広い分野で活躍します。
栄養士は主に健康な人を対象に、給食の管理や栄養指導を行います。
資格は栄養士養成施設(大学、短期大学、専門学校)を卒業すると取得でき、特定の国家試験は必要ありません。
学校給食や保育園、社員食堂、福祉施設などで働きます。
一方、管理栄養士は、健康な人だけでなく、病気や高齢など特別な配慮が必要な人に対しても栄養指導や栄養管理を行う高度な専門資格です。
資格取得には栄養士資格を取得後、国家試験に合格する必要があります。
病院や保健所、福祉施設、スポーツ関連施設などで働き、個別の栄養指導や献立作成などを行います。
また、施設の規模によっては管理栄養士の配置が義務付けられている場合もあります。
★栄養士
栄養士養成施設(修業年数2~4年)の卒業と同時になることができます。
★管理栄養士
【受験資格】
A.管理栄養士養成施設(修業4年)卒業
B.栄養士養成施設卒業後、施設での修業年数+実務経験年数の合計が5年以上
【試験内容】
社会・環境と健康、人体の構造と機能及び疾病の成り立ち、食べ物と健康、基礎栄養学、応用栄養学、栄養教育論、臨床栄養学、公衆栄養学、給食経営管理論、応用力試験
※出題数・形式:全200問、マークシート方式(5つの選択肢から1~2つの正解肢を回答)
※合格基準:総合店で正答率6割以上
【費用】
・専門の養成施設に通う必要があるため、進学先によって費用は異なります。
・管理栄養士国家試験 受験手数料: 6,800円
フードコーディネーター
フードコーディネーターは、食に関する新しい「ブランド」や「トレンド」を創造する専門家です。
具体的には、「食の開発(メニュー開発や商品企画等)」「演出(宣伝や空間スタイリング等)」「運営(運営方法の開発や食育プログラムの実施等)」に携わり、食生活や食ビジネスの向上・改善を目指す「食のトータルクリエーター」として活動します。
【受験資格】
◇3級:中学校卒業以上
◇2級:フードコーディネーター3級資格認定登録者
◇1級:フードコーディネーター2級資格認定登録者(取得分野に限る)
【試験内容】
◇3級:文化、科学、デザイン・アート、経済・経営
※出題数・形式:1分野25問 4分野計100問、CBT方式
◇2級:
1次試験:食市場の動向とマーケティング、商品開発、レストランプロデュース、ホスピタリティと食生活のサポート、食の表現と演出、フードプロモーション
※出題数・形式:計100問、CBT方式
2次試験:資格認定講座受講後に企画書の課題を提出
◇1級:
1次試験:企画書審査(3つの専門分野「レストランプロデュース」「商品開発」「フードプロモーション」より1つ選択)
2次試験:プレゼンテーション・面接
【費用】
受験料12,000円、認定登録料21,000円
食生活アドバイザー(R)
食生活アドバイザー、自分や家族の健康的で豊かな食生活を築くため、また社会で役立つスキルを身につけ新たなビジネスチャンスを掴むために必要な知識を学べる検定です。
【受験資格】
受験の制限はありません。
【試験内容】
・2級・3級共通
栄養と健康、食文化と食習慣、食品学、衛生管理、食マーケット、社会生活
※出題数・形式:
3級:選択問題(マークシート形式50問)
2級:選択問題(マークシート形式 42問)+記述式問題(13問)
※合格基準:
3級:1問2点 合格点60点以上
2級:選択問題1問2点・記述問題1問3点 合格点74点以上
【費用】
・ユーキャン講座:一括払い34,000円、分割払い総計34,540円
※教材費、指導費、消費税などを含む。
・受験料:2級 8,000円 3級 5,500円 2級・3級併願 13,500円
食育インストラクター(中級者向き)
食育インストラクターは、特定非営利活動法人「NPO日本食育インストラクター協会」が認定する民間資格であり、食育の基礎知識から実践的な応用力までを学び、食を通じて心身の健康を促進する指導者を育成する資格です。
食育を推進し、社会に貢献できる人材の育成を目指しています。
食育インストラクターの資格は、知識や実践スキルのレベルに応じて「プライマリー、4級、3級、2級、1級」の5段階に分かれています。
【受験資格】
・プライマリー:通信講座を修了するだけで取得可能。
・4~2級:
各級の取得条件を満たした上で受験(例:調理実技講習や食育授業の受講、協会主催の研修会に参加など)。
食育関連の国家資格(管理栄養士、調理師、家庭科教諭など)があると有利。
・1級:食育インストラクター2級(1年以上の実務経験)、もしくは、栄養教諭の資格保有者で、取得条件を満たした上で受験(例:協会主催の研修会に参加、活動報告、食育レシピ提案など)
【試験内容】
プライマリー:
➡指導課題の提出
4級:
➡推進校に通学している方:食育筆記試験(60点以上合格)のみ。
➡会主催の研修会に参加した方:調理実技筆記試験(80点以上合格)+食育筆記試験(60点以上合格)
3級:
➡4級取得者で推進校に通学または全料協「上級」取得者:食育筆記試験(60点以上合格)
➡プライマリー取得者で推進校未通学の方:調理実技筆記試験(80点以上合格)
➡食育に関する国家資格等取得者または協会下院の方:食育筆記試験(60点以上合格)
※プライマリー取得者で進学校に通学している方は調理実習受講のみで可。
2級:
➡3級取得者で推進校に通学または食育に関する国家資格等、または全料協「准教師(助教員)」以上の取得者:食育筆記試験(70点以上合格)
➡3級取得者で推進校未通学の方:調理実技筆記試験(80点以上合格)
➡プライマリー+食育に関する国家資格取得者:食育筆記試験(70点以上合格)
1級:
➡食育筆記試験(80点以上合格)
【費用】
・資格取得経路によって大幅に異なるため、コチラをご参照ください。
「食」×「私生活」に関する資格
ここではプライベートに直結する「食」に関する知識が身に付く資格を紹介します。
未経験からOKの資格も多く、難易度としては易しめのものが多いので、現在仕事をしながら+α知識を付けたい人も、手軽に学ぶことができます。
食育アドバイザー(初心者向き)
食育アドバイザーは、一般財団法人「日本能力開発推進協会(JADP)」が運営する民間資格で、食育に関する基礎知識を学び、食育活動を実践する能力を証明する資格です。
この資格を取得することで、食の正しい知識や食育活動を通じて、個人やコミュニティの健全な食生活を促進するサポートが可能になります。
【受験資格】
日本能力開発推進協会指定の認定教育機関等が行う教育訓練において、その全カリキュラムを修了した方。
【試験内容】
・食育の基礎知識
・食品の安全性についての基礎知識
・食育活動について
・上記に付帯する基礎知識
※出題数・形式:協会から試験問題送付、自宅で受験可
※合格基準:得点率70%以上
【費用】
・キャリカレの講座費用:48,700円~78,800円 ※コースによって異なる
・受験料:5,600円
離乳食・幼児食コーディネーター
離乳食・乳幼児コーディネーターは、乳幼児の発達段階に応じた栄養バランスの良い食事を提供するための知識と技術を持つスペシャリストで、一般社団法人日本味育協会が認定する資格です。
この資格を通じて、離乳食や幼児食について正しい知識を学び、安全でおいしい食事作りを効率的に行えるようになります。
生後5~6ヶ月の離乳食開始時期から、1歳半~2歳頃の幼児食期まで、発達に応じた食事の作り方を学ぶことが出来るので、これから子どもが生まれるご家庭のパパママは実践的に活用できる資格です。
【受験資格】
特になし。
※ユーキャンの講座申し込みの必要あり。
【試験内容】
子どもの成長を適切に支援するための栄養と調理の知識
※出題形式:全問マークシート方式、自宅受験可
※合格基準:得点率70%以上
【費用】
・ユーキャン:一括払い39,000円、分割払い総計39,600円
※教材費、指導費、検定試験、消費税などを含む。
※試験は受験期間中に最大3回まで再チャレンジ可能。
介護食コーディネーター
介護食コーディネーターとは、一般社団法人日本味育協会が認定する高齢者や介護が必要な方々のために、安全でおいしく、食べやすい食事を提供するための知識やスキルを身につける資格です。
特に、咀嚼や嚥下(飲み込み)が難しい方への対応や栄養バランスの取れた献立作りを学ぶことで、介護現場や家庭での介護食の提供に役立ちます。
【受験資格】
特になし。
※ユーキャンの講座申し込みの必要あり。
【試験内容】
満足度の高い介護食を作るための、介護食の正しい知識と調理スキル
※出題形式:添削課題(講座受講期間内に全課題を提出、最後の課題が資格試験)
※合格基準:不明
【費用】
・ユーキャン講座:一括払い34,000円、分割払い総計34,540円
※教材費、指導費、検定試験、消費税などを含む。
※試験は受験期間中であれば何度でも受験可能。
個人的に気になる「食」に関する資格
個人的に今後取得を目指したいと思った資格もご紹介します!
仕事をしながら家事育児を行っている方は興味があるのではないでしょうか?
作りおき料理コーディネーター
作りおき料理コーディネーターは、一般社団法人FLAネットワーク協会が実施している、日々の生活に役立つ「作りおき料理」に関する知識やスキルを学び、資格として認定されるものです。
この資格は、忙しい毎日を効率よく過ごすための食事作りを学びたい方や、家庭での健康的な食事を充実させたい方におすすめです。
【受験資格】
・受験資格なし。
※ユーキャンの講座申し込みの必要あり。
【試験内容】
・ユーキャンの講座にて、受験期間内にすべての添削課題を提出
・全問マークシート方式の検定試験にて、正答率70%で合格。
【費用】
・ユーキャン講座:一括払い39,000円、分割払い総計39,600円
※教材費、指導費、検定試験、消費税などを含む。
※試験は受験期間中に最大3回まで再チャレンジ可能。
「食」について学ぶなら
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