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リモート勤務に転職して後悔しないために知っておくべきこと

りっちゃん

「資格×キャリア」にまつわる本サイトの管理人。

★年齢:30代
★職業:人生の転機に関わる仕事
★家族構成:個人事業主の夫と小学生の子どもとの3人家族
★趣味:家族、仕事、WEBマンガ、ブログ運営

こんにちは、りっちゃんです。

近年、働き方の多様化が進む中で、転職希望者の多くが条件として重視するようになったのが「リモート勤務(リモートワーク)」。
時間や場所に縛られずに働ける自由さは魅力的ですが、実際に働いてみると理想と現実のギャップを感じることもあります。

本記事では、リモート勤務の実態や、メリット・デメリット、後悔しないための働き方の見極め方まで、実体験を交えてわかりやすくお伝えします。
リモート勤務を検討中の方、現在の働き方にモヤモヤを感じている方に、ぜひ読んでいただきたい内容です。

リモート勤務(リモートワーク)の実態

リモートワークの実態

「リモート勤務」と似た言葉に「在宅勤務」がありますが、実は少しニュアンスが異なります。

「在宅勤務」は、その名の通り「自宅で仕事をする働き方」を指します。
一方、「リモート勤務」はより広い意味を持ち、「自宅だけでなく、コワーキングスペースやカフェなど、オフィス以外の場所で働くスタイル」を含んでいます。
つまり、在宅勤務はリモート勤務の一部であり、リモート勤務=必ずしも家で働くとは限らない、というのがポイントです。

企業によっては、「基本は自宅勤務」「外出先でもOK」と方針が異なる場合もあるため、転職活動中は求人内容をしっかり確認しておくことが大切です。

この記事は、リモート勤務をされている大半の人が自宅での勤務を選択されていることから、「在宅勤務」にフォーカスしてまとめています。

リモート勤務(リモートワーク)の働き方

自宅を含め、オフィス以外の場所で働くことをリモート勤務と言います。

リモート勤務は、働き方に柔軟性をもたらしてくれる一方で、想像以上に自律性が求められる一面もあります。
子育て中の方や、家事との両立を目指す方にとってはメリットが大きいですが、うまくバランスを取らないと、仕事とプライベートの境界があいまいになりがちです。

後悔を左右する!リモートと向いている人と向いていない人

リモート勤務に向いているのは、自己管理能力が高く、孤独を苦にしないタイプの人です。
一方、チームでのリアルなコミュニケーションを重視したい人、生活にリズムを持たせるのが苦手な人には、部分リモートや出社ありの働き方が向いているかもしれません。

リモート勤務(リモートワーク)のメリット

リモート勤務のメリット

まずはリモート勤務を行うメリットについて触れてみましょう。

▼通勤時間がない

毎朝の満員電車から解放されるだけで、心と体にかなり余裕が生まれます。
浮いた時間で朝活をしたり、ゆっくり朝食をとることも可能になります。

特に小さいお子さんがいる家庭では、自分の準備に加えて子どもの支度も必要なため、朝は一分一秒も無駄にできないほど慌ただしいもの。
通勤時間がないことは、こうした家庭にとって大きなメリットです。

▼化粧をしなくても良い(職場による)

化粧をしなくてもバレません(笑)
化粧にかかる時間を節約できるうえ、肌荒れの防止にもつながります。

オンライン会議ツールによっては、美肌加工などの機能が標準装備されている場合もあるので、気になる方はチェックしてみてください。

▼時間に縛られない

お昼休憩を自分のペースで取れたり、ちょっとしたスキマ時間に家事を済ませたりできるのも嬉しいポイントです。
時間を効率的に使えるようになります。

また、平日日中に病院へ行く、役所で手続きを行うといったこともスムーズに対応できます。
自分のペースで1日をデザインできるのが、リモート勤務の大きな魅力です。

▼相談がしやすいと感じる人もいる

リモート勤務では、相手の忙しさが見えないからこそ、気軽に相談や雑談がしやすいという声もあります。

出社していると、相手の表情や忙しさを見ながら声をかけるタイミングをうかがう必要がありますが、リモートだとそのような遠慮が少なくて済みます。

グループチャットを導入している企業であれば、相談に対してグループの誰かが応じてくれる可能性があり、特定の人に負担が集中しづらい点も利点です。

▼(フルリモートの場合)場所に縛られない

フルリモートであれば、出社の必要がないため、会社の近くに住む必要はありません。
地方に移住し、年に数回だけ出社するという働き方が可能な企業も増えています。

自分や家族にとってより良い環境で暮らすことができたり、土地の安い地域で庭付きの一軒家を購入したりと、家庭の状況に応じた多様なライフスタイルを実現できる点も大きな魅力です。

リモート勤務(リモートワーク)のデメリット

リモートワークのデメリット

リモート勤務には多くのメリットがありますが、一方で見落としがちなデメリットも存在します。
自由な働き方をよりよいものにするためには、こうしたデメリットに向き合い、対策を講じることが重要です。

ここでは、実際にリモートワークをする中で感じやすいデメリットを紹介し、それぞれに対する意識や工夫についても触れていきます。

▼オン・オフの切り替えが難しい

出勤がある働き方では、通勤という行動そのものが「仕事モード」へのスイッチになっていた方も多いはず。
しかし、リモート勤務ではその切り替えのタイミングがなく、仕事とプライベートの境界が曖昧になりがちです。

自宅というプライベート空間で仕事をしている以上、気づけばだらけてしまったり、逆に深夜まで仕事を続けてしまうことも。
オンオフのメリハリがつけにくいことは、精神的な疲労や生産性の低下につながります。

この問題を解消するには、「仕事を始める前に着替える」「始業時間と終業時間を明確に決める」「作業スペースを区切る」など、自分自身で意識的な工夫をすることが求められます。
自己管理力が問われる働き方と言えるでしょう。

▼作業環境の整備は自己責任

リモートワークでは、オフィスのように整った作業環境が自動的に与えられるわけではありません。
快適に働くためには、自宅に適したデスクやチェアを用意するなど、自分自身で環境を整える必要があります。

会社によってはリモートワーク手当が支給される場合もありますが、多くは月に数千円程度。
椅子やモニターなどの本格的な設備投資をするとなると、それなりのコストがかかります。

また、家の間取りによっては専用の仕事部屋を確保できない場合もあります。
リビングや寝室で仕事をすることになれば、家族の出入りや視覚的な誘惑(ソファやベッドなど)によって集中を欠くことも。

こうした環境の不備は、仕事の効率だけでなく健康面にも影響を与えかねません。
リモート勤務を続けるには、ある程度の初期投資と、自分に合った環境づくりを惜しまない姿勢が大切です。

▼孤独感・コミュニケーション不足に陥りやすい

リモート勤務では、コミュニケーションの多くがチャットやビデオ通話といったデジタル手段に限られます。
画面越しでは相手の表情や細かなニュアンスが伝わりづらく、ちょっとした誤解やすれ違いがストレスの原因になることも。

特に入社直後や人間関係がまだ築かれていない段階では、文字ベースのやりとりだけでは本音が読み取れず、精神的な孤立を感じやすくなります。
「雑談しづらい空気感」や「気軽に質問できない距離感」は、リモートならではの悩みです。

こうした課題を軽減するには、雑談の時間を設ける、ビデオ会議では表情を意識する、自分から積極的に声をかけるなど、工夫と意識が必要です。

▼リフレッシュや気分転換がしづらい

オフィス勤務では、ちょっとした雑談やランチ、退勤後の飲み会などが自然なリフレッシュになっていました。
一方、自宅で一人で仕事をしていると、誰とも話さないまま一日が終わるということも珍しくありません。

「誰とも話さず、ずっとPCと向き合っていた…」という状況は、知らず知らずのうちにストレスをためてしまう原因になります。
オフィスでは何気ない会話が、実は大きな心の支えになっていたことに気づく方も多いです。

だからこそ、リモートワーク中には意識的に気分転換を取り入れることが重要です。
定期的な休憩、軽いストレッチ、同僚との雑談タイム、オンラインの飲み会など、自分なりの「リフレッシュ習慣」を持つようにしましょう。

 

参考

◉フルリモート勤務

コロナ禍が終わり、企業側も「リモート勤務と出社のハイブリッド型」にシフトしつつあります。
「フルリモート可」の求人でも、将来的な出社前提になる可能性があるため注意しましょう。

リモート勤務(リモートワーク)を楽しむコツ

リモートワーク

せっかく自由な働き方ができる環境が整っているのですから、リモート勤務を“快適に・楽しく”過ごしたいですよね。通勤のストレスがない分、自分に合った働き方を実現できるのがリモートワークの魅力です。

今回は、リモート勤務をより楽しむためのコツをいくつかご紹介します。

意識的なコミュニケーションを心がける

リモート勤務では、対面での会話が減る分、どうしてもコミュニケーションが希薄になりがちです。
チャットやオンラインミーティングでも「自分から話しかける」「反応をしっかり返す」といった意識を持つことで、チーム内でのつながりを保つことができます。

また、業務以外の雑談やちょっとした声かけも大切です。
意識的に雑談の時間を作ることで、孤独感の軽減や信頼関係の構築にもつながります。

集中できる作業環境を整える

自宅では気が散ることも多いですが、集中できる環境を自分なりに整えることで、仕事の効率はぐっと上がります。
例えば、専用の作業スペースを作ったり、BGMで気分を切り替えたりと、「集中スイッチ」を持つことがポイントです。

また、会社と違って、自分好みのアイテムで空間をカスタマイズできるのもリモート勤務のメリット。
お気に入りのオフィス家具やデスクグッズ、観葉植物など、気分が上がるアイテムで空間を彩ってみましょう。

※腰痛や肩こりにお悩みの方は、デスクやチェアが自分に合っておらず身体に負担がかかっている可能性があります。
 快適なリモート勤務を継続する為にも、作業環境を整えることは非常に重要です。

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リモート勤務に転職して後悔しないために知っておくべきこと リモート勤務に転職して後悔しないために知っておくべきこと

リモート勤務で役立つアイテムを揃える

今やリモート勤務専用の便利アイテムがたくさん登場しています。
自分の働き方や生活スタイルに合わせて、アイテムを揃えてみるのもおすすめです。

たとえば「パジャマスーツ」は、見た目はスーツなのに着心地はパジャマ。
オンライン会議では質感まで伝わらないため、快適さと見た目のきちんと感を両立できます。

また、季節に合わせて環境を整えることも重要です。
夏場は扇風機やサーキュレーター、冬は足元を温めるヒーターやブランケットなどを取り入れると、快適さが格段にアップします。

適度に運動をする

リモート勤務では、1日中座りっぱなしでほとんど動かない日も珍しくありません。
通勤がないぶん、意識して体を動かさないと運動不足になりがちです。
気づけば「数日間、家から一歩も出ていなかった…」なんてことも。

そんなときは、朝の散歩や昼休みにストレッチを取り入れてみましょう。
軽く体を動かすだけでも、リフレッシュになりますし、肩こりや腰痛の予防にもつながります。

リモート勤務(リモートワーク)転職を成功させるコツ

リモート勤務へ転職

コロナ禍を経て一般化したリモート勤務。
今では多くの企業が「フルリモート勤務可」「リモートワーク中心」といった働き方を提供しています。
その一方で、実際にリモート勤務に転職してみて「こんなはずじゃなかった…」と後悔する人も少なくありません。

ここでは、リモート勤務転職を成功させるためのポイントを解説します。

リモート勤務で後悔しないためのコツは?

リモート勤務において注目されがちなのは「働く場所」ですが、それだけで職場を選ぶのは危険です。
以下のような点にも着目して、総合的に判断することが重要です。

働き方の実態と今後勤務スタイルに変更がないか確認

リモート勤務が制度として整っている場合であっても、配属先組織の社員が実際にどのように働いているのかは確認しておきましょう。
合わせて、リモート勤務の対象となるための条件についても確認し、将来的に自分が対象から外れることはないのかも事前に知っておきたいですね。

仕事内容が自分に合っているか

業務の進め方や裁量の範囲が、自分のスキル・経験とマッチしているか確認しましょう。

チームの雰囲気やコミュニケーションの取り方

リモートでは、対面よりも意思疎通が難しい場面もあります。
チャット文化が根付いているか、定期的な1on1があるかなど、働く中で「孤立しない仕組み」があるかも重要な判断基準です。

リモート環境におけるサポート体制の有無

入社後のオンボーディング(導入研修)や、業務サポートの仕組みが整っている企業は、リモートでも安心してスタートを切ることができます。

「リモート勤務」だけにとらわれないことが成功のカギ

「フルリモート可」や「在宅勤務OK」といった条件は魅力的ですが、会社の状況によってはリモート勤務が難しくなる可能性もありますし、それだけで企業を選ぶのは避けましょう。

働き方は、日々の生活や家族構成、キャリアの方向性とも深く関わる要素です。

たとえば、

  • ワークライフバランスを大切にしたい
  • 子育てと仕事を両立したい
  • 地方移住を前提にした働き方を探している

といった希望があるなら、「リモート」という条件を含めた“トータルな働き方”の最適解を探すことが大切です。

自分に合った働き方を見つけるには?

リモート勤務の求人は増えていますが、自分に合う会社を見極めるのは簡単ではありません。
迷ったときは、転職エージェントに相談するのも有効な手段です。

転職エージェントを利用すれば、「非公開求人の紹介」「書類添削や面接対策」はもちろんのこと、「応募先企業の雰囲気や働き方の情報提供」も受けられるため、リモート勤務の実態を確認しながら転職先を選択できます。
第三者の視点を取り入れることで、自分では気づかなかった「働きやすい職場」に出会える可能性も高まります。

在宅ワークに特化した求人サイトも登場!

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なんと、在宅勤務に特化した在宅ワーク専門の求人情報【PR市場】という専門サイトも登場。
完全在宅から一部在宅勤務まで様々な働き方の求人を扱っています。
※人気職種:内職・入力業務・サイト運営・IT系・WEBデザイン・メール返信業務・電話受付・テレアポ・営業など

【余談】私のリモート勤務(リモートワーク)体験談

リモート勤務体験談

私自身、週2回出社のリモート勤務とフルリモート勤務の両方を経験してきました。

フルリモート勤務の際には、他県に住むメンバーとチームを組んで働く機会もあり、物理的な距離を感じさせない働き方がとても新鮮でした。
また、通勤がなくなったことで家族との時間が増え、家事や育児にも心の余裕が生まれました。

最初の頃は開放感に満ちていて、「これが理想の働き方かも」と感じたものです。
しかし、時間が経つにつれて、基本的にミーティングの場以外で話す機会がほとんどないことに気づき、「今日、誰とも雑談していないな…」と孤独を感じる瞬間も増えていきました。

現在は週2回出社のハイブリッド勤務に落ち着き、リモートとリアルの“いいとこ取り”ができていて、とても快適に働けています。

この経験から、私はフルリモートよりも、リモート勤務と出社を組み合わせたハイブリッド型の働き方のほうが、自分には合っていると感じています。

リモート勤務は、自由な働き方を叶えてくれる一方で、自分自身で環境を整えたり、モチベーションを保ったりと、思った以上に工夫が必要な働き方です。
「リモート=楽」と思って飛び込むと、理想と現実のギャップに後悔してしまうことも。

大切なのは、「自分に合った働き方」を見極めること。
リモート勤務が向いている人もいれば、適度な出社があった方がパフォーマンスを発揮できる人もいます。

転職活動では、「リモート可」という条件だけに目を向けるのではなく、仕事内容やチームの文化も含めて、じっくり検討してみてください。

「どこで働くか」だけでなく、「どんな風に働くか」を意識して、後悔のない転職を目指しましょう。

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