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MOS(マイクロソフト オフィス スペシャリスト)deレベルUP!~資格の取り方・勉強方法~

2024年3月30日

りっちゃん

「資格×キャリア」にまつわる本サイトの管理人。

★年齢:30代
★職業:人生の転機に関わる仕事
★家族構成:個人事業主の夫と小学生の子どもとの3人家族
★趣味:家族、仕事、WEBマンガ、ブログ運営

こんにちは。りっちゃんです。

今回は、デスクワーク系の職種であれば取っておきたい資格の一つ「MOS(マイクロソフト オフィス スペシャリスト)」についてまとめてみました。

実は私も妊娠中、産休に入ってからMOSの勉強を開始し、合格しました◎
難易度はそこまで高くないですが、一定のOAスキルを持っていることをアピールできるため、事務職などへの転職を考えている方にはオススメの資格です。

事務職に限らず、パソコンを使って仕事をする職種の方にとっては、時短・生産性向上にもつながる資格です。
事務系の分野でキャリア形成を目指されている方は、成長の助けとしてMOS取得を目指されてはいかがでしょうか?

ポイント

◎資格区分:民間資格

◎試験日:
【全国一斉試験】毎月1~2回
【随時試験】会場によってはほぼ毎日実施

◎合格発表日:
 いずれの試験形式も試験終了直後

◎合格率:
 一般レベル80%程度
 上級レベル(エキスパート)60%程度

◎資格保有者の強み:Excel・Word・PowerPointなどのMicrosoft Office製品の知識・操作スキルを客観的に証明できる。

「MOS(マイクロソフト オフィス スペシャリスト)」とは?

作成資料

マイクロソフト オフィス スペシャリスト(MOS)とは一体どんな資格なのでしょうか?
公式HPより一部抜粋させていただきました。

マイクロソフト オフィス スペシャリスト(MOS)は、マイクロソフト社が主催する、Excel・Word・PowerPointなどのMicrosoft Office製品の知識・操作スキルを客観的に評価・証明する資格試験です。
試験は実際にパソコンを操作する実技形式で行われるため、MOSを取得することは実践的なパソコンスキルを有することの証明となり、就職・転職時のアピールとしても活用できます。

MOSは資料作成やデータ分析など実務に直結するスキルを身につけられる資格として、生産性向上を目的に大手総合商社や金融機関の社員教育にも採用されるなど、DXやリスキリングが注目されるいま、企業が求める必須スキルとして活用ニーズが高まっています。

マイクロソフト オフィス スペシャリスト(MOS)公式HP

事務仕事をしている方はとても馴染みがあるExcel、資料作成などでも使用するWordやPowerPointなど、Microsoft Office製品に関するスキルを証明する試験です。
つまり、MOSの勉強をすることで、これらMicrosoft Office製品を使いこなせるようになります。

基本情報

受験資格

受験資格は特にありません。
未成年のみ保護者の同意を得た上での申し込みが必要となります。

また、MOSは再受験の際のルールがあります。

  • 同じ科目を2回目に受験する場合、前回の受験から1日(24時間)待つ必要がある
  • 3回目以降の受験は、前回の受験から2日間(48時間)待つ必要がある

何回も連続で受験し続けることは難しいですが、比較的短期スパンで受けなおしは可能です。

受験期間

【全国一斉試験】と【随時試験】があります。

【全国一斉試験】は、毎月1~2回実施されており、申込期限は各試験の2か月前から約1か月間となっています。

【随時試験】は、会場により異なりますがほぼ毎日実施されており、申し込み期限も会場によって異なります。

私も受験したことがありますが、自宅近くで自分の都合の良いタイミングで受けられる【随時試験】を選択しました。

試験結果については、いずれの試験形式においても試験終了直後にパソコン画面に表示されます。

受験場所

【全国一斉試験】は、全国30前後の試験会場で実施します。
北は北海道から南は沖縄まで実施しています。
※北海道・東北、北陸、甲信越、関東、東海、近畿、中国・四国、九州・沖縄の各エリア内の最低2県で実施をしているようです。

【随時試験】は、全国1,500の試験会場で実施しています。
公式サイトからお近くの試験会場を探して頂き、受験できる試験と日程を確認の上申し込みを行います。

東京都内だけでも44か所もの試験会場がありました。(2024.3現在)

会場によって試験を実施するバージョンが異なる可能性があるためご注意ください。

受験費用

【全国一斉試験】【随時試験】は、申込方法が異なるだけで、受験料は同じです。
各試験科目で同一レベルの受験料は共通です。
(一般レベル:通常価格10,780円/上級レベル(エキスパート):12,980円)
対応バージョンによっても金額に差はありません。

試験科目一般レベル
受験料(税込)
上級レベル(エキスパート)
受験料(税込)
Word10,780円12,980円
Excel10,780円12,980円
PowerPoint10,780円なし
Access10,780円12,980円
Outlook10,780円なし

検定内容

【全国一斉試験】【随時試験】は、申込方法が異なるだけで、検定内容も同じです。

試験科目は、以下5科目です。

Word(文書作成ソフト)
Excel(表計算ソフト)
❸PowerPoint(プレゼンテーション ソフト)
Access(データベース管理ソフト)
Outlook(電子メール・情報管理ソフト)

バージョンは、2016/2019/365がありますが、各試験科目ですべてのバージョンの試験を行っているわけではありません。
また、バージョンによっては一般レベルもしくは上級レベル(エキスパート)がないものもありますので、試験を申し込む際にはご注意ください。

ポイント:試験のレベルについて

Word、Excel、Accessには、一般レベルと上級レベル(エキスパート)の2つのレベルが用意されています。
ざっくり言うと、一般レベルは、各ソフトの機能を理解し、基本的な操作を習得しているかどうかをはかるものになります。
上級レベル(エキスパート)は、各ソフトの高度な機能を理解し、高度な操作を習得しているかどうかをはかるものになります。

例)Excel一般レベル:基本的な関数、セルの書式設定、グラフ作成 など
 ⇒Excel上級レベル:ピボットテーブル、データ分析、条件付き書式、入力規則、マクロ作成 など

詳細については公式サイトをご確認ください。

合格率

公式サイトでは合格基準、合格率に関する発表はされていません。

ただ、MOSの難易度はそこまで高くありません。
一般レベルの合格率は80%程度、上級レベル(エキスパート)の合格率は60%程度と言われています。

私も産休中に一般レベルの勉強をして、臨月で試験を受けましたが、難なく合格しました。

「MOS(マイクロソフト オフィス スペシャリスト)」資格の勉強方法

「MOS(マイクロソフト オフィス スペシャリスト)」の資格取得のためにはどのように勉強をしたら良いのでしょうか?

参考書で学ぶ

参考書を購入し、独学で勉強することも可能です。

自分が受験を予定している科目・バージョンの参考書を選びましょう。

「よくわかるマスター」シリーズ

出題範囲を網羅しているテキスト&問題集です。

出題範囲の全機能についての解説と実習が用意されているため、オフィスソフトを使い慣れていない方にもオススメです。
また、本試験を徹底的に分析した模擬試験で実力を試すことも出来るため、普段からオフィスソフトを使っている方にもオススメです。

私がWord・Excelの試験を受ける際にも、「よくわかるマスター」シリーズにお世話になりました。
この本各1冊でMOS試験(Word・Excel)を一発合格しています。
日頃からWordやExcelは使用する方ですが、知らなかった機能などもたくさん書かれていたので、非常に勉強になりました。

パソコンスクールで学ぶ

一人で勉強をするのが苦手という方は、パソコンスクールに通うという選択肢もあります。

MOSの試験会場となるスクールでは対策講座を実施しているところも多いため、公式サイトにて試験会場を探す手順で、検索条件に「対策講座」の[実施あり]にチェックを入れて、検索をしてみましょう。

講座内容の詳細は各スクールにお問い合わせください。

参考:オンラインMOS対策講座

ハロー!パソコン教室オンライン校では、自宅に居ながらオンラインでパソコン教室の人気講座を受けられます。
独学で学ぶことに不安を感じている方にはオススメです。

MOS(マイクロソフト オフィス スペシャリスト)deレベルUP!~資格の取り方・勉強方法~ MOS(マイクロソフト オフィス スペシャリスト)deレベルUP!~資格の取り方・勉強方法~

ハロー!パソコン教室オンライン校の詳細はコチラ

「MOS(マイクロソフト オフィス スペシャリスト)」資格保有者のキャリアパス

パソコン作業風景

「MOS(マイクロソフト オフィス スペシャリスト)」の資格を取得したからといって、出世などの大きなキャリアアップにはつながらない可能性が高いです。

MOSはキャリアアップに結び付きづらい?

なぜキャリアアップに結び付きづらいのでしょうか?

希少性

MOSは1997年の試験開始から受験者数は500万人を超えており、MOS Associate 累計認定者数は23,713名、MOS Expert累計認定者数 は4,700名にものぼります。(2023年12月31日時点)
合格率も高いので身の回りに取得者も多く、希少性があまりないため、MOS合格者だからと言って何か重要なポジションに抜擢されるということは考えづらいでしょう。

オフィス製品は実務で活かせるかどうかが重要

資格を保有することで、一定レベルのスキルを持っていることを証明することは出来ますが、実際にそのスキルが実務で活かせなくては意味がありません。
実際に自分もWordとExceのMOS資格を保有していますが、資格取得後に実務内で活用する場面があまりなく、せっかく身につけた知識ですが忘れてしまった部分もいくつかあります。
一度学んだこともあり、インターネットで検索をすればすぐに思い出せるのは利点ではあるのですが、実際の業務内ですぐに活用できる知識を保有していなくては意味がありません。

MOSは事務職へのキャリアチェンジに活かせる

これから事務職へのキャリアチェンジを希望している方は、MOSを取得することは一定の効果があると考えられます。

事務求人は人気職種のため、多くの応募が集まりやすく、すぐに採用充足のためクローズとなってしまいます。
そんなに人気の事務求人ですが、「事務経験」を必須条件としている求人が多いです。

明らかに事務経験者にアドバンテージがありますが、他職種の方が何か補えるとしたら、一つはこれまでの経験の棚卸をする中で事務職で活かせるスキルを明確にしアピールすることですが、、二つ目に社内外向け資料作成やデータ分析等をオフィス製品で対応可能であることを示すための一つの客観的証明としてMOSが活用できます。

事務職への転職希望者にオススメの転職サービス❶ WORXデジタルウーマン

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未経験から人気の事務に転職するなら【WORXデジタルウーマン】がオススメです。

事務職への就職やキャリアチェンジを希望する20代女性のためのサービスを展開しています。
独自の研修を無料で受講可能!
事務職に必要な電話応対やメール作成などの基本的なビジネスマナーはもちろんのこと、IT関連資格の対策講座まで揃っています。
就業開始後のフォロー体制もバッチリなので、事務未経験者に特にオススメしています。

事務職への転職希望者にオススメの転職サービス❷ Back up Career

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Back up Careerは、バックオフィス業務特化のオンライン転職支援サービスです。
全国対応なので、お住まいの場所に限らずサービスが受けられます。

また、無料で「”仕事適性診断”」も提供しており、適性や性格に沿った提案やサポートを受けられます。

まとめ

MOSはMicrosoftのオフィス製品のスキルを客観的に証明するものです。
常日頃デスクワークでMicrosoftオフィス製品を利用している方は、MOS試験に向けて勉強をすることで自身の業務の効率化に結び付けられる可能性があります。

この資格を取得するだけでは、大きなキャリアアップなどにはつながらない可能性が高いですが、これから事務職を目指される方、事務職として効率的に業務を行う上で何かしらヒントを得たい方にはオススメの資格です。

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